[FARA] 注目のサバイバルローグライクを紹介!!

ダンジョン探索ローグライクに疲れたら、オープンワールドで探索メインのローグライクがやりたくなってきます。最近はDCSSばかりやっててダンジョンはもういいかな~、ということでItch.ioでよさげなオープンワールドRLを探してました。(私が注目しているRLはこちら

fara イラスト

 

今回紹介するのはFARAです(ブラウザ版とDL版があります) 本作はテキストベースのRLであること、行動がコマンド入力型であることが大きな特徴です。(Linuxコマンドを使い慣れている方なら取っ付きやすいはず)

内容はオープンワールドを探索するのがメインで、サバイバル要素としてキャラの健康状態の管理やアイテムのクラフティング、時間(朝、昼、夜)の概念があります。マイクラの2Dローグライク版といった方がわかりやすいですかね。一応、"key fragment"というアイテムを10個集めるとゲームクリアのようです。(入手方法は沢山あって、極まれに魚釣りをしている時に入手することもあるらしい笑)

私が初めて本作をプレイしたのは8ヶ月ほど前ですが、今はそのころに比べると明確にプレイしやすくなってます。デベロッパーは本作を熱心にアップデートしており、ユーザーからの意見を積極的に取り入れてプレイ感覚やUIを改善しています。(個人的にはコマンド入力補完がとても助かった)
また、既存のRLとは一線を画すプレイ感覚なため、いずれは、adom,angband,nethackと並ぶ一大ジャンルになる予感がします。

では実際にプレイしていきましょう。

fara キャラクター作成画面
ゲームを起動したら、"x"で最初の画面を閉じる(本作では"esc"キーではなく"x"で動作をキャンセルします)とこの画面になります。まず、キャラクターを作成します。なんでもいいなら
/random
自分で作成するときは以下の三つを入力します。コマンドは補完されるので全部打つ必要はないです。
/setname name (プレイヤーキャラクターの名前)
/setclass tourist (gatekeeper と soldier が強職)
/setdesc random (自分で考えて書くのも良し)

キャラクター作成完了
これでキャラクターが作成されました。"x"でこの画面を閉じるとゲーム開始です!
本作はsilと似たマルチウィンドウスタイルを採用しており(本作は1つの画面内に複数のウィンドウがあるタイプ)、初めて見る方は少し困惑すると思うので解説します。

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ピクセルフォントが見づらかったら、 /font で普通のフォントになります

  1. 動作のショートカット一覧です。0~9の数字が割り当てられており、任意の数字を押すとその行動を行うようになってます。例えば、"2"を押すとStone knifeが近くにあるのでそれを拾う動作をします。
  2. "Key fragments"の個数です。
  3. 自身のHP
  4. 自身のスタミナ(この2つは /health 、 /stamina と入力することで表示されます。)
  5. 自身の健康状態と装備、持ち物が表示されます。
  6. メッセージログですね。ここにプレイヤーが起こしたアクションに対する結果が表示されます。
  7. マップ画面です。少しわかりにくいですが、白く点滅しているのがプレイヤーキャラクター(自身)です。
  8. ターゲットが何に向いているか表示されます。(今はstone knife) ターゲットは"tab"で切り替えます。
  9. マップ上で見えている中で何かしらの行動が起こせる対象が表示されています。これの右に書かれている "NE"、"N"、"W" ...は方角のことです。例えば、stone knifeは自身のNorth East(つまり北東、マスでいうと右上)にあることがわかります。

私が本作を最初にプレイしたときは、全力でプレイヤーの心を折りにくる仕様でしたが、最新のバージョンではかなり親切になってます。
まずはじめに、Nearbyウィンドウに"Wooden Door"が表示されているはずなのでそこへ向かいましょう。移動は十字キーか、テンキーです。

物資部屋
部屋の中に入るとアイテムがいろいろ落ちているので"t"を押して拾っておきましょう。supply 〇〇と書かれたアイテムは"e"で中身を取り出すことができます。"i"で現在のターゲットが何かの説明がメッセージログに表示されます。(特にアイテム名の前に「!」がついている物は"i"で確認すると良いです) 

なぜか、ここにKey fragmentが1つ落ちてます。あと9個集めるとゲームクリア、やったね(*‘∀‘)

レシピ一覧
/recipes と入力すると、クラフトできるアイテム一覧が表示されます。アイテムを作成するときは  /craft 〇〇(クラフトしたいアイテム名)で作れます。材料が足りないときは何が足りてないか表示してくれます。
Rolls of Burlapという材料を拾っているはずなのでそれを3つ使って、バックパックを作ってみましょう。
/craft burlap backpack

バックパック装着
衣服、アクセサリ系は /wear イベントリの数字(アイテム名でも可) で装着できます。今作ったバックパックがイベントリの何番にあるか確認しましょう。もし、バックパックがイベントリの「13」にあれば、/wear 13 で装着できます。バックパックはイベントリ容量を5増加させるので作っておくと便利です。

もう一つ作っておきたいアイテムが wooden axe です。これがあれば、木を切ることができます。wooden axe を作るには、 wooden dowel と wooden block(2個)が必要になりますが、部屋で拾っているはずなので作れるでしょう。

ちなみに武器は /hold 数字 で装備します。また、どのアイテムが優れているかを知りたいときは /compare と入力すると良いです。所持している装備品の性能一覧が表示されます。

木をハーベストする過程
木の近くで"e"を数回押すと左⇒右の状態へと遷移していく
近くにココナッツツリーがあったので切ってみました。上スクショの一番右の状態になれば採集完了です。近くにあるアイテムを"t"で拾っていきましょう。木から採れる食材(ここではcoconuts)は /eat イベントリの数字(または食材名) で食べることができます。これでひとまず餓死することはないでしょう。

ちょっと問題なのが、eatコマンドで割となんでも食べれてしまうことです。(食料以外のものを食べると病気になるので注意)

休憩
仮眠をとりたいなら /rest、夜に寝るときは /sleep で。
HPとスタミナを回復したいときは /rest と入力します。休憩すると回復だけでなく、健康状態も改善します(Wounded⇒Healthy)。ただ、restコマンドやsleepコマンドは無防備状態になるので、基本的には部屋の中で休憩することを心掛けましょう。外で寝てると普通に所持アイテムが盗まれてたりするので・・・

これでようやく、最初のクエストに取り組む準備ができました。

waypoints
何のクエストを受けているかは"q"を押して確認できます。恐らく"journey to 〇〇"という訪問クエストのはずです。今回はWestfrostという場所に向かえ、とのこと。次にその場所がどこかを確認します。"w"を押すと目標地点がわかります。今回目指すのは2のWestfrost ですね。ここから南(下)に2.3km進むとあるようです。
Westfrost位置情報の右に"(Tracked on map)"と書かれています。これが書かれている場所が、マップ画面右上に表示されている赤マスに対応しています。

マップ右上に表示されてるやつ
白が自身で赤が目標地点。これを見ると目標地点の方角がわかる
では、移動してミニマップから出ましょう。(色が違うマス(濃い)があるのでそこまで進む)
Faraではワールドマップからミニマップに入るときは"e"を押して入ります。ミニマップからワールドマップに出るときはミニマップの端まで移動する必要があります。(CoQみたいに"<"と">"でマップ遷移できれば楽で良いんですが・・・)

敵との遭遇
どうやら、ワールドマップ移動中に敵と遭遇したようです。自身がソルジャーのような戦闘職でない場合、序盤は装備が揃ってないので戦うとまず死にます(+_+)
全力で逃げましょう

戦闘中
オレンジ色が敵で、白が自身
 戦闘中のマップはこんな感じ。薄い色のマスがバトルフィールドで、濃い色の所まで行くと戦闘を離脱できます。

戦闘を何とか離脱し、どんどんと南へ進んでいくと、灰色のマスが見えてきました。
近づいていくとWestfrostの入口が見えたので入ります。

westfrost クエスト完了
Westfrostに到着しました!これで最初のクエストは完了です。報酬はWeapon Chest、"e"で開けて中身を確認しましょう。

町にはGuardやらCommanderやらMercenaryと色んな職業の住人がいるので、"e"で会話してみましょう。中にはクエストを依頼してくる人もいます。クリアできそうなら引き受けてみてもいいかもしれません。それから、町には"Bounty Board"があります。ここからでも依頼を受けられます。なんかelonaの掲示板を思い出しましたね、なつかし~。

Faraのbounty boardは難易度表記が無いので、文面から難しさを読み取るしかありません。"Find ~"とか、"journey ~"と書いてある依頼は今からでもできると思います。が、"kill 〇〇"とか、"dangerous task" とか書いてあるのは最初のうちは止めておいた方が良いです。

ここまで出来れば、Faraを遊ぶための基本的な操作は把握できたと思います。ここで紹介したのは、本作のほんの一部なので、もっと楽しみたいと思ったら /help を見て詳細なコマンドの使い方、シンボルの意味を理解したり、ワールドマップをただただ放浪するのも良いでしょう。

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