[DCSS] Gh-Chei信仰ではじめる15ルーンTA その1 [最序盤を抜けるために]

3月、4月はDCSSをやり込みすぎてちょっと飽きてきました(-_-)。ローグライク系のゲームはしばらくの間やらなくなると思うので(大体オートチェスのせい)プレイ感覚の記録ついでに、どうやってAkrasiacのランキングに乗るスコアを出すか書いていきたい。(バージョンは0.23.1〜0.24αです)

TA(ターンアタック)を始めたきっかけ

バージョン0.22までDCSSはそこそこに平和な世界でした。私はいわゆる最強構成という(MiBeみたいな)ものにあまり興味はなく、自分がプレイしていて楽しいなーと思う組み合わせでプレイしていました。(その代表がDrFE-Hep) しかし、0.23アップデートでDispersalトラップが追加されたことで全てが一転してしまいました。

当初は0.23でもDrFEで15ルーン脱出記録を出そうと思っていました。ところが、Dispersalトラップによってその夢が完全に砕かれました...(T_T) (DrFE-Hepは戦闘配置で勝敗がきまる構成なので、戦闘配置を容易く崩してくれるDispersalトラップには怒りを通り越して虚無になりました。)

ということで0.23からはもうこのゲームは楽しさを兼ねて15ルーン脱出を目指すのは無理なんだなと悟りました。Dispersalトラップは間違いなく私を本気にさせました。ならば純粋な強構成で15ルーン脱出を狙おうということで始めたのが、Gh-Cheiの組み合わせでした。Ghが徒手適性+1で毒、苦痛耐性持ちだったこと、akrasiacランカーの間で称賛されていたケイブリアドス(TAやる前まで興味なかった)の組み合わせを試しに数回やってみたところ、とてつもないポテンシャルを感じました。そこから本格的にakrasiacランキングに入れるスコアを狙うようになったのがTAのきっかけでした。

⚠ Ver0.22以前で脱出したことが無い方へ ⚠

未脱出の方はver0.23以降で初脱出を試みようとしないでください。Dispersalトラップの闇にのまれてダークサイドに堕ちてしまう危険性が高いです。
幸いにもLLDサーバーに0.19-Jaという楽園があるので(私はそこで初脱出しています)まずはそこで脱出することをお勧めしておきます。

Ghを選んだ理由

  • 完全な毒耐性を持っているため序盤の蛇毒死が起こらないこと。
  • rN+++のおかげでDrain状態の回復の為に無駄な戦闘をしなくて良いこと。
  • 死肉を食べてHP回復するので、死肉を拾っていれば戦闘後に休憩する手間が省ける。
  • 変異無効なので変異を治す手間が省けること。(変異の代りにステータス減少がかかる)
  • 従手スキル適性が+1のため徒手で充分戦えるので装備を厳選する手間が省ける。
  • 苦痛攻撃を食らわないので終盤は比較的スムーズにルーン回収できる。

Chei 信仰を選んだ理由

  • GhのINT, DEXのステータスの低さをカバーできること。(変異攻撃によるステータスデバフを食らっても脳死状態のような致命的な状況にならない)
  • ステータスブーストによって重装鎧(プレートアーマー、クリスタルアーマー等)を装備していても上級魔法が詠唱できること
  • 意図しない集団戦が起きた時でもSlouch連打、時止めで大体解決できる

職業はどうする?

ケイブリアドス信仰であれば職業によるステータス補正の差を埋めることができるので、職業を選ぶ基準は初期アイテムに何を持っていきたいかです。私がプレイした中でおすすめできる職業は以下の通りです。どの職業も一長一短あり、どの職業が最強かは断定できません。自身のプレイスタイルに合う職業を選ぶのが最適だと思います。

戦士(Fi) : 初期装備にスケイルメイルと盾、STR薬を持っているので最序盤は黄色モンスターでもそこそこ戦えます。「レベルを上げて物理で殴る」という言葉が最も当てはまる職業でしょう。脳筋なので倒せない相手と対峙したときは逃げるしか無いのが欠点ではあります。低INTなのでケイブリ信仰前に未鑑定指輪を付けるのは控えた方が良いです。(運が悪いと脳死で死ねます)

闘士(Gl) : 初期アイテムの投網がとても優秀。強敵を足止めしたり、倒すのに役立ちます。投網を有効に使うなら投擲スキルを4まで上げておくと良いです。特に序盤の鬼門であるオーガと当たっても投げ網で封殺できるのは強いです。初期装備は普通ですが、投網を上手く使えれば序盤の生存性能はFiを上回ります。

発動術士(Ar) : 初期アイテムにワンド(隷属、火炎、でたらめ)を持っているのがこの職業の特徴。初期スキルが発動に振られるので序盤の近接戦闘力は紹介した中では最弱。ですが、Arの強みは隷属のワンドを持っていることです。序盤なら発動スキル4あれば大体の強敵はこれで一時的に味方にして戦えます。このため、強敵に殺されることは無いという安心感があります。戦闘状況を見てどの敵を味方にするのが良いかを判断できれば、最序盤の安定感は紹介した中で群を抜いて高いです。

15ルーンTAを狙うための前提条件

  • 自動探索キー ”O” を使わない(”シフトキー移動はok")
  • 階層の探索は基本的にマップの半分くらい、または通常階段が2か所見つかったら制圧したことにする
  • 休憩キー "テンキー5"を極力押さない、死肉を確保して回復するか、上階の未探索領域を散歩して回復することを心掛ける
  • 死肉は多くても25個前後あれば充分(それ以上は使い切れずに腐ることが多い)
  • 未鑑定ポーションは2個以上入手したら飲んで鑑定する
  • 未鑑定巻かアミュレットを優先して鑑定する、鑑定巻に余裕があれば未鑑定ポーションに使う
序盤~中盤階層の攻略順は以下(Lvは制圧後の目安)
迷宮1F〜11F前後(Lv10~11)⇛獣(Lv12~13)⇛オーク(Lv13~15)⇛獣ルーン階層2つ(Lv15~17)⇛迷宮13F〜15F(Lv17~18)+エルフ(Lv19~20)⇒宝物庫(Lv20~22)

最序盤を乗り越えるために

このゲームは獣にたどり着くのまでが本当に難しいです。そこで最序盤の死因となりうるモンスターを一部紹介します。

オーガ系は投網にさえかかれば殴り勝てます。投網が壊される前に倒すのが理想の動きです。
オーガ: 倒すには投網を投げて殴るか、クラーレ毒針が有効です。この2つがなければその階層は諦めて下層へ逃げるしかないです。

オークなんて余裕でしょ、と油断していると意外とあっさり死にます
オークの群れ: オーク単体だと全く脅威ではないです。が、彼らは基本的にチームを組んでいます。オークを1体みたらあと3体はいると考えましょう。最悪な組み合わせはオークの群れ+オーク司祭です。オークたちを肉壁にして司祭が遠距離からスマイト連打してきます。これは割とよくある死因なので気をつけましょう。視界の狭い場所で戦うことが対策になります。

ピケル : 彼は奴隷数体を引き連れて現れるのが特徴です。たいてい奴隷が前方にでてくるので、自身の強さに自信がなければ奴隷を見た時点で逃げましょう。対策として毒が効くので毒針や雲ワンドを使うのが有効です。投網も当てやすい方なので積極的に使っていきましょう。近接戦しか手段が無い場合、装備によっては苦戦するかもしれません。

ハロルド: 最序盤で出会いたくないユニークモンスタートップ3(あとはイジェィブ、グラインダー)の最強格です。DCSSには自身のLvに適正な階層で倒せる敵、頑張ったら倒せる敵、倒せない敵の3種類がいて、彼は倒せない敵に分類されるモンスターですね。
彼は出会い頭に投網でこちらの行動を封じ、更にマーク状態にしてきます。逃げようとしても彼のスキルで強制的に隣接させられます。回避手段があるとすればテレポート巻くらいです。倒せない場合、彼がいる階層は諦めることです。下層で強くなってから倒しにいくのが最善です。

女王蜂が近くにいると殺人蜂がバーサーク状態になります。バーサークした蜂は洒落にならないくらい強い・・・
殺人蜂: 序盤トップクラスの致死性能を誇るモンスターでしょう。低HPですが高火力、高回避でこちらを圧倒してきます。そして厄介なことにチームを組んでいます。蜂を1匹みたらあと5匹はいると心しておきましょう。戦闘配置に気をつけないとあっさり死にます。通路地形のようなタイマンができる地形で戦うことが重要です。対策として、MRが低いので金縛りワンドがかなり有効です。

サイクロプス: 獣階層手前くらいででてくるセントールの上位互換的なモンスターです。投げてくる岩がとても痛い。遠くにいる場合は壁で視界を遮ってやりすごし、近づいてきたところを殴りで叩きこむと良いでしょう。

ヒドラ: 序盤の最強格といえばヒドラです。投網は有効なのできついと思ったらとりあえず投げておくと良いでしょう。Lv12未満なら基本的には戦わないほうが良いと思います。戦うならケイ信仰でスローをかけたり、バフ薬でSTR, DEXを上げておくと良いです。彼への対策はチェインメイルやプレートアーマーのような高GDR鎧を装備しておくことでしょう。

警戒すべきモンスターはこんなところですかね。序盤の最大の死因は強敵とのタイマンだけでなく、普通のモンスター集団に囲まれて1対多の戦闘に持ち込まれてしまうことにもあると思います。なので序盤に良装備を手に入れたとしても油断することなく各個撃破を心がけていきましょう。無事Lv11〜12になれば獣攻略に行けます。ここまでこれれば、第一関門はクリアです。

次回に続きます。

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