Frostpunkをやってみた感想

遂に11 bit studiosがやってくれました!!!

Frostpunk壁紙2

今年のシミュレーションゲーム枠で個人的に注目していた作品なのですが、期待を遥かに超えた出来でした。何をするゲームかというと極寒の中で生き残った人々がジェネレーターを頼りに街を再建しつつサバイバルするゲームですね。絶望感溢れる世界観ですが、This war of mineほど憂鬱な気分になるゲームでは無いのでご心配なく。(追記:07/17 プレイ記事が完結しました。ゲームの詳細が気になる方はこちらからどうぞ。)

ジェネレーターの図
ジェネレーター。街の再建を支える生命線であり、最後の希望
シムシティ系のゲームは好きなので本作はとても楽しみにしていました。結論からいうとかなり面白いです。
私は少し勘違いしてましたが、本作は街づくりゲームですが、シムシティ系のゲームではないです。本作とシムシティ系ゲームとの違いは期間が有限であること(生き延びればクリア)、街を発展するのにお金ではなく資源が必要なこと、建築するのに人手がいること、工業系の建物の汚染度は気にしなくても良いことですかね。
シムシティ系のゲームでは街の景観とか発展度合、人口が重要な要素だと思うのですが、本作は街づくりをする住人が重要な要素として描かれていると感じました。本作は住民のサバイバルがメインの街づくりゲームという認識で良いかと。

Steel wreckageの画像
本作は普通の街づくりゲームと違ってリアリティがあります。住人は労働者、エンジニア、子供で構成されてます。労働者は主に資源を収集して、エンジニアは病院で患者を治療したり、技術研究をしたりと役割が別々に決められてます。
単純に人口が多ければ良いわけではなく、今の街に必要な資源を確保することや施設の稼働を維持するのに必要な人材が適切に揃っているかの方が大事ですね。住人が増えれば増えるほど、それに伴って石炭や食材の消費量、住居スペース(住居を建てるのにも木材(+鉄)が必要)も増えるので。
法律次第で子供も働かせることができますが・・・。(料理ハウスで子供だけで料理を作らせようとしても料理せずに食材を食べられるのにはおどろきでした)

Frostpunk 46日目の画像
初めてのHardクリア直前の様子。石炭10000と食料2000。あとは家で待機して生き残るだけ。
最初のシナリオ(A New Home)のHardをクリアした私の感覚だとリソース管理と住人の健康管理、研究の順番が重要だと思いました。恐らくですが最初の素材(CRATES)は固定で決まっており、Beaconを作るとワールドマップを探索出来るのですが、それも場所毎に何が起こるか決まっていると思います。
私は自由度とリプレイ性を求めるゲーマーなのでそこらへんにランダム性を取り入れてくれれば尚良いかと。あと、Hardのもう一段上の難易度を作ってほしいかな、InsaneとかNightmareみたいな(笑)

ストーリーをちゃんと理解したいけど、英語なので難しい・・・日本語化が待ち遠しいですね~。もう一回Hardでやってみてクリアしたら攻略記事も書こうかな。

街を発展させて大寒波を乗り越えて生き残った、けどそれが果たしてハッピーエンドなのか、というと違うんじゃないかなぁ・・・と考えさせられるところはさすが11 bit studiosですね。

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