Sil-Q ver1.4.1を導入する!!

sil-quirkがlinuxで起動できるようになりました。導入過程で結構手こずったので、忘れない為にメモを残しておきます。
sil-q tutorial
チュートリアルモードの様子。Win版だとtileモードでもプレイできる


Sil-Quark インストール 準備編

sil-quirkが配布されているgithabページへ行きます。win版はzipをダウンロード⇒解凍 で起動するだけ。簡単。
ですが、Linux版は環境によって少し手間がかかります。Source code(tar.gz)をダウンロードします。完了したら 、tarコマンドで解凍。

インストール手順はディレクトリ直下のreadme.mdに書いてありますが、ここでは私の解釈でまとめて書いていきます。

まず、インストール方法は以下の3つ。
  • X11:マルチウィンドウでカラー対応、見やすい
  • GCU:cursesターミナルで動かす、カラー対応(8~16色)
  • CAP:旧ターミナルで動く。モノクロ
私はsilのマルチウィンドウに惹かれてsilに興味を持ったので、X11の方法をとることにしました。

Makefile.stdを編集する

X11でインストールするには、makeコマンドを実行する前に sil/srcディレクトリ にあるMakefile.stdを編集する必要があります。

## Standard -- "main-x11.c" & "main-gcu.c" と書かれている下に
CFLAGS = -Wall -O1 -pipe -g -D"USE_X11" -D"USE_GCU"
LIBS = -lX11 -lcurses
と書いてあり、この2行をコメントにします("#"を追記する)。

それから、## Variation -- "main-x11.c" と書かかれている下の
#CFLAGS = -Wall -O1 -pipe -g -D"USE_X11"
#LIBS = -lX11
この2行をコメントアウトします。
これでMakefile.stdの編集は完了です。

次にsrcディレクトリで
make -f Makefile.std install
と入力するとインストールが開始します。

環境によってはこんなエラーがでるかも・・・(でなければスルーで)

#include <X11/Xlib.h>
          ^~~~~~~~~~~~
compilation terminated.
<ビルトイン>: recipe for target 'main-x11.o' failed

この場合の対処法は、このページを参考にすると良さげ。

この問題を解決するために以下を入力します。
sudo apt install libx11-dev
これで、X11/Xlib.h が追加されるのでこれでエラーは解消されるはず・・・

再度、以下を入力
make -f Makefile.std install

警告: the use of `tmpnam' is dangerous, better use `mkstemp'

cp sil ..
警告出てますが、"cp sil..." と出れば、インストール完了です!

あとは、silのディレクトリで
./silx
これでsil-qが起動します(マルチウィンドウで起動できればX11で動いていることがわかる)


hack派生のRLばかりやってきたので、band派生でまともにプレイしてたのはtome4(未クリア)くらいですかね?sil-qはおろか、sil本家すらプレイしたことが無いので、ゲーム内容についてはまた今度にでも。

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