[PancakeSwap] パンケーキ農家になろう [前編]
PancakeSwapの民になったきっかけ
2019年の夏頃にブロックチェーンゲームで遊ぶためソシャゲに課金する感覚でイーサリアムを少しだけ買ってました。結局、ブロックチェーンゲームで遊ぶことはなくイーサリアムの存在を忘れかけてました。しかし、今年の1月に急騰のニュースを聞いて思い出し、とりあえず全部売却しました。残った利益分を更に増やしたいと思い、次の投資先について色々調べました。
最初はBlockFiやNexoといった仮想通貨レンディングをしてみようと思ったのですが、イーサリアムをビットコインに持ち替えるだけで面白味に欠ける・・・。それにビットコインやイーサリアムは送金手数料がバカ高くて(送金だけで2000円とか3000円かかる)私のような少額で投資する層には向いてないと感じました。
それよりも新しくて将来性のある仮想通貨に投資した方が面白そう、って思いました。そこでたどり着いたのがPancakeSwapでした。
PancakeSwapとは
Binance Smart Chain(BSC)上で稼働している仮想通貨の分散型取引所(DEX)です。2020年9月23日に大手仮想通貨取引所であるバイナンスによって立ち上げられました。
PancakeSwapはAutomated Maket Maker(自動マーケットメーカー、AMMと呼ばれる)の性質を持つDEXであり、普通の取引所でよく見かける注文板は無く、数式によって算出された固定のレートで取引する形式となっています。
取引に必要なものはMetamaskのアカウントのみで、本人確認書類等の提示をする必要はありません。また、BSCに対応しているため、手数料(十数円程度)が物凄く安く、送金速度も早いです(1分もかからない)。少額で始められて、気軽に取引できる、そしてモチーフのうさぎパンケーキがカワイイのがPancakeSwapの魅力です。
Pancake農家になる方法
今回の記事では国内取引所から仮想通貨を送金してPancakeSwapで流動性ファームができる所までを書いていきます。(既にBinanceでアカウント登録が済んでいる方は手順1.を飛ばしてもらって構いません。)
- Binanceアカウント登録
- Binanceに仮想通貨を送金する
- BinanceでBNBを購入
- Metamaskアカウント作成
- MetamaskにBNBを送金
- MetamaskアカウントをPancakeSwapに接続
- PancakeSwapでLiquidity Farmをする
1. Binanceアカウントの アカウント登録
まずはBinanceの登録画面へ行きます。(ここから登録すると取引手数料の10%がキックバックされるので招待無しで登録するよりお得に取引できます。)
ログイン時、フィッシングサイトにはくれぐれもお気を付けください。 |
作成ページへ飛んだらメールアドレスとパスワードを入力します。
入力して登録は完了です。これで2BTCまでの仮想通貨取引が可能となります。
2. Binanceに仮想通貨を送金する
2/10現在、XLMは43円台を前後しているので手数料は約0.4円になります。 |
取引する前にまずはセキュリティ強化をしておきます。対策不足でハッキングされて通貨を失うニュースは後を絶ちません。Google認証、SMS認証、アドレス管理、フィッシング対策コードは済ませておきましょう。
国内取引所でXLMが購入出来たら、Binanceへ送金する準備をします。Binanceの入金ページを開き、通貨はXLMを選択します。
XLMを送金する上で重要な項目はStellar Lumens アドレスとStellar Lumens MEMOの2つです。この2つをコピーしておきましょう。
次に国内取引所(Bitbank)でXLMの出金ページを開きます。アドレスを追加から上スクショのポップアップが表示されたら、BinanceのページでコピーしたXLMのアドレスとメモ(MEMO)をペーストします。ラベル名は任意で決めてください。
"追加する"を押すと確認が入るので送金先のアドレスとメモが間違っていないか確かめましょう。"送信"を押すと送金アドレスが登録されます。
初めて送るアドレスには少額で送金テストをすることをオススメします。 |
3. BinanceでBNBを購入
PancakeSwapではBNBで取引するため、国内取引所で購入した仮想通貨をBNBに替える必要があります。ここではXLMをBNBに替える方法を書いていきます。
Binanceページの上方にある"マーケット"をクリックし、開いたページの検索窓に"xlmbnb"と入力するとXLM/BNBが表示されるので"トレード開始"をクリックします。
すると、XLM/BNBの取引画面が開きます。手持ちのXLMを売ってBNBを買い戻したいので"売却"を選択し、売買数量を入力(※取引額は最低でも0.1BNB)して"売却XLM"でBNBに変換できます。
これでBNBは確保できました。次はBNBをMetamaskに送金します。
4. Metamaskウォレット作成
作成済みの方は手順4. を飛ばして手順5. へ進んでください。
まずはchromeウェブストアでMetamaskの拡張機能を入手します。
chromeの拡張機能一覧にあるキツネアイコンをクリックするとmetamaskのログイン画面が開きます。
新規でウォレットを作成するので右側の"Create a Wallet"を選択します。
「Metamaskはユーザーの使用状況データを収集するよ、でも重要な情報やIPアドレス、データを売るために情報を集めることはしないよ。」と書かれています。同意できるなら"I Agree"を押して次へ進みます。
Metamaskにログインするときのパスワードを決めます。
次はバックアップフレーズを記録します。"CLICK HERE TO REVEAL SECRET WORDS"をクリックするとフレーズが表示されるのでそれを紙に書くなり、メモ帳にペーストするなりして保存しておきます。これさえ残しておけば他のデバイスにデータを移行することができます。(私の場合はアプリ版でアカウントを作成しましたが、バックアップフレーズがあればPC版のchromeでも起動できます)
先ほどメモしたバックアップフレーズを順番通りに並べてフレーズを再現します。
フレーズの入力が正しければ上スクショの画面が表示され、Metamaskウォレットの作成は完了です。
5. MetamaskにBNBを送金
Metamaskにログインできたら、まずはBinance Smart Chain(BSC)に接続するために新規にRPCを登録します。画面右上にあるネットワークが表示されているタブをクリックし、カスタムRPCをクリックします。
現在の私の設定は以下の通りです。わからないところがあったらBinanceのMetamask Guidesを参考にすると良いでしょう。
Network Name: BSC Mainnet
New RPC URL: https://bsc-dataseed1.ninicoin.io/
Chain ID: 56
Currency Symbol(optional): BNB
Block Explorer URL(optional): https://bscscan.com/
たまにBSCネットワークが接続不良を起こすことがあるので、その時はRPC URLを適宜変更することをおすすめします。Mainnetの推奨URLリストはこちらを参照ください。
保存したら右上のネットワークタブからBSC MainnetをクリックすることでBSCに接続できます。画面中央の通貨単位がBNBに変わっていれば接続完了です。
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